ラグビーに携わりたい君に
最近全くブログの事を忘れていました。
元々文章を書くのが不得意で、小学校の読書感想文はほぼあらすじを丸写しでした。
また国語の教科書はほぼ読んでいなかったので、テストになって初めて「こんな内容だったんだ」と知る事が良くありました。
今でも基本3−5行読むと、全く集中が続かず、他の事が頭の中に浮かんで字だけ追っているので、読むことはとても苦労します。
さて話は変わり、ラグビーの事を少し。
ラガーマンで国内トップチームに選手、コーチそしてスタッフとして関わりたいと考えている選手は結構いるのではないでしょうか。
私もその一人でした。ただし社会人になってからでした。
私の高校、大学共に国内のトップチームに注目を受けるチームではありませんでした。
だから今回は「そのような境遇」にいる選手向けの内容かもしれません。
基本独断と偏見ですが、ほぼ私、友人の実体験です。
まずはトップチームから注目されていない選手がトップチームに関わるには一体どの様なパターンがあるのだろうか?
(ここでは選手の実力については書きません。実際具体例がないので。あくまでもパターンです。間違いなく言えるのは実力の無い選手はとても難しいという事。)
①何かしらのコネ(高校、大学、友人、親族等)
②合同セレクション
③国内トップレベルのクラブでの活躍
④海外留学
ざっと4通りぐらいでしょうか?もっと有るかもしれません。テキトーです。
①コネ
コネ、つまり「あなた」をそのチームに紹介してくれる人がいるかです。
それは入団を保証したものではなく、あくまでも話を通してくれるだけです。
トップチームはそれぞれの予算、人員等が決まっているので基本、そこには既に大学の実力者達がほぼポジションを占めていると言っていいと思います。
但し「トライアル」を受けるチャンスが有るかもしれません。
もしその「トライアル」を受けるチャンスがあれば、それは最高のチャンスだと思います。
コネの中でもトップレベルの大学チームのコネはとても有効でしょう。
私の知り合いでも色々なコネでチャンスを得た人かいました。
私は20代で2度チャレンジしましたが、2度目はコネで話を聞いてもらいましたが、私のキャリアに対する回答は「インパクトがない」でした。トライアルまで行けませんでした。
②合同セレクション
詳しい事は知りませんが、毎年開催されているのでしょうか?
ここからごく一握りの選手が夢を掴んでいる様です。
但し聞いた話ですが、合同セレクションは既にトライアルの前から有力な選手にはチームからコンタクトがあるとのこと。
そしてそのコンタクトがなければほぼ夢の可能性は無いとの事。
③国内トップレベルのクラブでの活躍
私が以前いたクラブですが、私がラグビーを日本国内では一切やらないと決めたその翌年か翌々年にそのクラブから2名ほどトップリーグに入団したと記憶しています。
その内の一人は元トップリーガーだったと思いますが、実力が認められたのでしょうか。詳しい話は知りませんが。
こういう話は個人的にもっと出て来て欲しいです。
④海外留学
例えばニュージーランドでラグビーをしていると、あなたに積極的な行動力があればいろんな人に出会います。まずはあなたのチームメイト、ラグビーをしている日本人、現地でエージェントしている人、元トップチームにいたコーチ・選手等。
そのようなルートを確保する事、そして当然「実力」があること(クラブの1軍でプレー)、そうすればチャンスはあるかもしれません。
※2006年当時、少なくともエリア代表レベルでないと難しいと言われていました。ん???そんなの当時の日本代表でも一体何人なれるんだと、疑問に思っていましたが、トップチームのスタッフはそのような視点で言って来ました。
私の知っている情報では1名だけ1軍でない選手がトップリーグのあるチームに入団したのを聞いています。それはたしかコネもあったと思います。
もし2年の猶予があり1年目をクラブ1軍で出場出来るたなら、2年目は地方に言ってそこでHeatland[(Mitre10の下部)を目指すのもキャリアアップになるかもしれません。実際にこれをやった人もいます。
[私の経験談]←失敗談です。笑いながら読んで下さい。当時約半年間は毎日吐きそうでしたが。
私自身は1度目はエージェントを使いました。複数の友人の知り合いでした。
会ってから試合の映像を見せてと言われました。非常に出来の悪い2軍での試合映像をたまたまテレビ局(Grass Roots Rugby/番組名)が撮っていたのが有ったのでそれをみせました。ダメかと思いましたが、「これなら大丈夫」とその日の午後に電話があり、数日後再度会いました。
そこからどの様なチームを希望しているのか、どの様な人生を考えているかを話3つのチームをお願いしました。
数日後その内の1つのチームから興味が有るからとトライアルを直ぐに受けに帰国してくれと言われ、更に初年度は契約社員契約、2年目以降は実績により正社員という具体的な話でした。
当時のプロフィール
ポジションFL,HO
身長180cm(四捨五入、実際は178.5cm)、
体重95kg
私はその話で舞い上がり、直ぐに帰りませんでした。笑
これは大丈夫だろうと。残りりのワーホリ満喫するぞと何故か2ヶ月以上ニュージーランド居て英語の勉強とトレーニングに打ち込んでいました。
そしてワーホリが切れる前日に帰国。そこからは笑、半年待ちました。途中チームの監督、採用担当にも会いに行きましたが、半年待って最終的に難しいと回答を受けました。
エージェントとのコミュニケーションのすれ違いが有り、また自分自陣が有頂天になって直ぐに帰国しなかった事が結果的にダメになったのかなと思ってます。とりあえず毎日先の見えないストレスと不安で吐き気がしました。
①から④を挙げましたが、例えば①だけとか④だけでなくどの可能性も探ってみるという方が良いかもしれませんね。
でも最後にその夢がダメだった場合、どうするの?も考えた方が良いと思います。
とりあえず選手だけに関して書きました。
スタッフも色々なルートで入っている人がいますが、書くの疲れたのでおしまい。